HOME > REPORT|三池監督も絶賛の映画『凶悪』から山田孝之と白石和彌が登壇しユル熱なトークが生まれた『三池崇史監督 presents大人だけの空間』をREPORT!|SARUnet.com





豪華ゲストと三池監督による台本のないトークショーが名物の試写会「三池崇史監督presents大人だけの空間」。200名の当選枠に対し1万数前後の応募が集まる大人気企画である。

第10回となる今回は、三池監督も絶賛の映画『凶悪』(9.21公開)から山田孝之と白石監督が登場。


SARUnet.comはマスコミ試写で一足先に『凶悪』をスクリーンで確認済み。お化けやゾンビが出て来て「キャーキャー」なわけではなく、我々と同じ人間が起こした実話に基づく物語。それはとても信じ難い事件がベースになっており、山田孝之・リリーフランキー・ピエール瀧らは見たことない「目」をしている。見終わった後、鏡で自分の目を見ることに抵抗を覚えるかもしれない…それぐらい強烈に、見た者の中に訴えかける作品だ。

会場となったのは、大人だけの空間というタイトルに相応しくビルボードライブ東京。高い倍率を勝ち抜いた強運の持ち主達は、3名の登場を待ちながら料理とお酒を楽しみながらリラックスムード。SARUnet.comでは3人のユル熱なトークをライブ感たっぷりにREPORT!



三池 今晩は、三池です。今日はようこそお越し下さいました。来て頂いてアレなんですが、今夜上映します『凶悪』。タイトルを見て薄々分かってると思いますが、すごい映画なんですよね。僕自身見てビックリして、すごい面白かった。これは絶対紹介しないとなと思いました。ある意味で映画に対する皆さんの考え方がチョット変わる、映画ってすごい力を持ってるんだなと感じてもらえる日になることと思います。じゃあ早速、芸能界でも凶悪な部類に入る(笑)山田孝之の登場です。

山田 今晩は。(会場を見渡して)すごいですね。

三池 取りあえず、一言挨拶。

山田 今日はお酒も飲んだり出来るみたいなんで、多少ロレツが回らなかったりとか一点を見つめ出したりとか、多めにみて下さい。



三池 この映画すごいよね。監督ってどういう人なの。

山田 物静かな雰囲気があるので緊張してると思いますけど、真面目な人だと思います。

三池 ではその真面目な監督、白石さんにご登場頂きます。

白石 『凶悪』を監督しました、白石です。宜しくお願いします。



三池 「(客席に向かって)これがどういう映画だか覚悟決めてるぜ」っていう方、手を上げてみて。(数名の手が挙がる)、そうか・・・

山田 先に食事は済ませた方がいいかもしれない(笑)。

三池 大変なことになると思いますよ。ただ大変なのは、ホラーやスプラッターとかではなく、ある種人間の本質を見る。見たくないものなんだけど、何故か引き込まれるという体験を、このトークの後にしてもらうことになると思います。ちょっと覚悟して頂いてた方がいいかなと思うんですけど。映画見て初めて、原作本買おうと思ったんですよ。それで読んだらますますこの映画すごいなと思ったんですけど。そもそもなぜ映画化しようとしたのか。

白石 事件自体はニュースで知ってはいたんです。まだ監督になりたてのチンピラ監督なのでこういうこと言うのもあれですけど、最近の日本映画や同世代の監督もクールなことがかっこいいみたいな。そうじゃなくもっと汗かいて、体中から体液出してっていう映画を撮りたいなと思ってたんですね。あり得ないですけどニオイを感じるというか、出演者の体臭だったり、登場人物が右往左往する土地のニオイだったり。プロデューサーから勧められて原作を読んだ時に、すごい話しだなと思って。難しい話しかもしれないけどチャレンジしてみようと思いました。

三池 今聞いてお分かりかと思うんですけど、実際に起きた事件をベースにしていて、リアルなんですよ。それらを暴き出して行く案内人が山田孝之が演じる藤井なんです。普通『凶悪』って聞くと、一番凶悪なこの人(山田)かなと思うんですけど(笑)。実際にいらっしゃった新潮社の記者を演じているんだけど、普段との違いってあった?

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山田 普段ですか?

三池 普段役作りとかそんなしないじゃん?いやいやプロとしてするんだけど(笑)、人間を研究してっていうよりは直感的な部分だったりとか。

山田 どんな役でもやる作業を一緒なんですけど。三池さんの作品出る時も、役作りをちゃんとしてはいるんですけど、そう見えてないっていうことですね(笑)。今回は撮影期間が3週間だったので。

三池 マジ!?

山田 面会室のシーンが何回か出てくるんですけど、それは二日で撮ってるので。僕演じる藤井という役は、最初から最後にかけて気持ちの変化があるので。まとめて撮ってる分集中してやらなきゃいけなくて。これは普段やらないことなんですけど、気持ちの変化がすごいあるであろう所に線を引いて段階を作ったんです。3〜4段階にしようと思ったら、最終的に11段階になっちゃったんですけど。カットがかかる度に、次はこれこれこういうことがあってこうなってみたいなを確認して段階をちょっとずつ上げていって、そこはいつも以上に意識してやってはいました。

三池 面会室のシーンは二日で撮ったの?作ってる側の人間だからかもしれないけど、その辺も見てもらうと信じられないと思いますよ。要は時間的な制約、一辺に撮った方が制作費的には楽なんですよ。その制約を楽しんで、その中から知恵が生まれて来るというのも一つの方法なんだろうなと思うけど、それにしてもすごい尊敬した山田孝之。

山田 三池組でも同じ作業してるんです、伝わってないですか(笑)?

三池 前日適当に酒飲んで、適当に朝来て、シレッとおいしいとこパクッと持ってちゃうと思ってたんだけど、違うんだ(笑)。

山田 まあ確かに今回は、もっと人としてリアリティとかいつもより細かい作業はしてましたけど。

三池 だから監督しては嫉妬するもん、この山田孝之の表情撮れないって。ただもっとスゴいのは、凶悪に暴れるなら色々やれるけど、(藤井は)調べて行く。どっちかていうと「静」、受け止める側というところ。そこに原作にはない、人間の生活・日常がサクッと出ているんだけど。普通だとスーパーヒーローにするんだけど、(藤井も)心が病んでいたり完璧ではない。その辺は映画的な分かれ道になったと思うんですけど、最初から決めていたの?



白石 原作がある意味出来すぎているというか。よくフィクションを書いた時の「そりゃあ無いだろ」っていう風になっちゃうのが嫌だったんですね。スーパーヒーローでもダメなとこあるだろうし、凶悪な人間でも良い部分というのは介在していて。そのグレーな部分を描きたいというのを思っていたので、原作を見た時にそこを形に出来ないかなと思いました。

三池 普通に生きていれば、誰でも行き着く宿命的な問題を(藤井が)抱えてるじゃないですか。そのコントラストが見事な作品だと思います、これ多分ノーベル賞取りますよ。っていうぐらいすごいんです。ここ10年で全国公開される作品としては事件ですよね。

白石 有り難うございます。そもそも凶悪な作品を沢山撮られている三池監督のイベントに、僕自身が『凶悪』っていうタイトルで監督の前に来るというのが想定外だったので・・・。

三池 でもこの先困りますよね、社会派っていう。

白石 それはそうだと思います。実際にあった事件なので必然的に社会派になったと思うんですけど、根本的にはエンターテイメントを作ろうとしてこうなったんです。

三池 ビックリしますよ、リリー・フランキー。絶対こんな奴だろうなって思う(笑)。ピエールさんもビックリ、本当こんな奴だろうなと思う、絶っ対間違いない。映画で監督が演出して作れるものではなくて、二人は絶対こういう人達だと思う(笑)。山田孝之から見てリリー・フランキーって役者じゃないでしょ。演じてみてどう?

山田 衝撃はありましたね。対峙した時に、役者だったらそんな長い間は怖くて取れないだろっていうのをやっていたりとか。どう取られるか分からないような微妙な表情を堂々とする、そういうのは出来ないし初めて見ました。

三池 プロの役者ではないけど、認めざるをえない魅力を持ってる人って沢山いるじゃない。そういう人達と共演して感じることとかある?

山田 (ピエール)瀧さんを見てて思ったのは、バーっと感情が出るような芝居してても、フトした瞬間の表情がバカにしてるように見える。ふざけてるのかなって(笑)。でもそこも役柄上の関係で解釈してやってました。

三池 面会室でアクリル板越しに心が通い合う瞬間があるんですけど、僕ら見てる側もそれを共有するんです。あれは映画的な体験としてはビックリした、映画って面白いっていう瞬間だった。あれは前の晩とかに・・・

山田 飲んでないですよ(笑)。事件を追ってる記者役なので、撮影中はワンルームのマンションでも借りて酒も飲まないでこもってやろうかなと思ってたんですけど。あまりにもキツくて3日目で酒飲んでたんですけど。そこから毎晩飲んでたんで、飲んでたっちゃ飲んでたんですけど。でも変なテンションとかではないです(笑)。

進行役 監督。そろそろお時間になってしまいましたので最後に挨拶を。



三池 出たな。これから良い所だったのに(笑)。『凶悪』は自分にとって事件だったんですよ、ウカウカしてられない、覚醒させてもらいました。

白石 普通のお客さんに見てもらうのは世界で初めて、ワールドプレミアなので若干緊張してます。初号試写の時にピエール瀧さんが「この映画見ると、すべての欲が無くなるよね」と言ってたのが印象的で。おいしいご飯が出てると思いますが、早めに食べて見て頂けるといいと思います。

三池 じゃあ締めのスピーチを、10分間ありますから(笑)。実生活なことから何でも。今日はすごい応募数の中から来て頂いた方々なので、満足して帰れるようにお願いします。



山田 ・・・そうですね。皆さん人なので好みもあるだろうから。こんな映画好きじゃないやってなるかもしれないけど、見て下さいなんとか。実話を基に作ってること、色んな事件とか社会に対する部分が出てくるのでそこを感じて欲しいです。見終わった後に絶対いい気持ちにはならなくて、嫌でも考えてしまうと思います。映画があって、それを見た自分が居て、そこから更に一歩引いて、日本で起きてる問題とかより感じてもらえたらなと思います。



映画『凶悪』は9月21日(土)新宿ピカデリーほか全国ロードショー

『凶悪』オフィシャルサイト:http://kyouaku.com
(C)2013 「凶悪」製作委員会 

文&写真:トグチタカシ



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チャンソン(2PM)×大野いと

「純恋三部作」累計70万部のベストセラー、 新堂冬樹原作の純愛小説「忘れ雪」が待望の実写映画化。日本映画初出演にして主演を務めるのは、韓国出身のダンス&ボーカルグループ2PMのメンバーとしても日本で大人気のチャンソン。さらに、ドラマに映画に大活躍の大野いとがヒロインを演じるとあって注目を集めている本作。物語の中で、愛しているのにすれ違うテオと深雪を演じたお二人に、お互いの印象や、それぞれが演じた役へのアプローチについて聞いた。



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植木豪(PaniCrew)×千葉涼平(w-inds.)

日本ダンスシーンに多大な影響を与えるボーカルダンスユニット・PaniCrewのフロントマンであり、日本人初のブレイクダンス世界チャンピオンでもある植木豪が初演出を務める舞台『WASABEATS』。主演には、アジア全域で絶大な人気を誇るw-inds.の千葉涼平を向かえるとあって話題となっている本作。共演にはヘッドスピンのギネス記録保持者であり、“LMFAO”のワールドツアーに“Quest Crew”として参加している大野愛地。ブレイクダンサーとして数々の世界大会で優勝を果たしている内海貴司など、国内外で活躍するダンサー達が魅せる最高峰のスーパーダンスショーとなっている。




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BASI

「韻シスト」のメンバーとして数々のライブ、音源を発表してきたBASIが2011年自身のレーベル「BASIC MUSIC」を設立。「RAP AMAZING」「VOICERATION」の2枚のアルバムに「スタンダード」のアナログ盤をリリース。2013年3月には「あなたには」(Track by EVISBEATS)をi-TUNESにて突如リリースし話題となった。韻シスト5th AL「HIP STORY」に続き、自身の3枚目となるソロアルバム「RAP U」をリリース!



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KILLERS Roppongi Session

サンダンス映画祭へ正式出品決定したことでも注目を集める劇毒エンタテインメント作品『KILLERS/キラーズ』。監督を務めたモー・ブラザーズの2人が来日し、北村一輝と高梨臨らと共に登壇したこの記者会見は”KILLERS Roppongi Session”と銘打って開催され、Ustreamにて配信され同時通訳でインドネシアでもライブ配信された。

このイベントの見所の一つはフッテージ映像。記者陣も目の前に4名が居ることを忘れるくらいに見入ってしまい、自然と足のつま先がクイッと上がるほど衝撃的な世界感が解禁となった。一見してバイオレンスな要素が強く、主演の北村も「感情移入出来なかった」と語った程だが、アジアの映画人がタッグを組み製作したこの映画は人を惹付けるエネルギーに溢れている。SARUnet.comでは4人の『KILLERS』への熱い想いを余す事なくREPORT!


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土屋太鳳

若手実力派女優として大注目の土屋太鳳。大学1年生とは思えないほどクールで大人っぽい雰囲気…かと思いきや、とても自然体。初主演となる映画『アルカナ』は、本体(人間)と分身が共存する世界で、分身が本体の心臓を奪い取ろうとするサイコ・スリラー作品。今作では本体(さつき)と分身(マキ)の一人二役を演じる土屋さん。作品の魅力について聞いていくうちに、等身大の可愛らしい一面と、仕事に対する熱い一面を垣間見ることが出来た。



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小宮山友祐(フットサルプレーヤー)

Fリーグ・バルドラール浦安所属。2004年・2008年・2012年フットサルW杯出場。

昨年、三浦知良選手も加入したフットサル日本代表は、W杯で初めて決勝トーナメント出場を果たしメディアを賑わせた。その代表メンバーでキャプテンを務めていたのが小宮山友祐である。2007年にスタートした"Fリーグ(日本フットサルリーグ)"に加盟し、千葉県浦安市をホームタウンとする"バルドラール浦安"で活躍するフットサルプレーヤーだ。大学卒業後は4年間に渡り高校で日本史を教え、2004年から日本代表としても世界を相手に戦ってきた。そんな小宮山のフットサルとの出会いから教員時代の話し、6/15に開幕したFリーグ、日本代表への想いまで。インタビューではフットサルへの情熱と、熱い人柄が伝わって来る言葉を聞くことが出来た。


CHUS ANTON

スペイン生まれのフォトグラファー”CHUS ANTON(チュス・アントン)”。スペインのファッション誌『Vanidad』編集長に見出され、ファッションページの撮影を中心にキャリアを積み、現在はフランス・パリをベースに、ヨーロッパ、日本、アメリカで活躍するアップカミングなフォトグラファーのひとりだ。ポップだがどこか哀愁のある作品は、エモーショナルでゆっくり流れる音楽をBGMに、続きが気になる映画を見ているような感覚にとらわれる。

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HEAD GOONIE

HEADGOONIEのデザイナーであり、作家・漫画家としても活躍中の大八木未来。4年ぶり5冊目となる著書『INDIES T-SHIRTS BRAND GUIDE BOOK-インディーズTシャツブランドの作り方 完全ガイド-』の発売にあたりSARUnet.comでインタビューを敢行。時代と逆行すると言っても過言ではない「手作り」「国内生産」に徹底的にこだわる服作りへの真摯なスタンス、そしてブランド設立から10年以上をかけて積み上げてきた知識や経験を詰め込んだ著書に対する思いや裏テーマが伝わってくる内容になっているので是非読んで欲しいのだが、今回は特別にHEADGOONIEのアトリエにて大八木未来がTシャツにプリントする行程も取材させてもらった。HEADGOONIEというブランドを語る上で外すことは出来ないTシャツというアイテム、そして一度着たことがある人なら分かる温もりと中毒性。無地のTシャツにHEADGOONIEの魔力が宿る瞬間を確認して欲しい。

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