HOME > インタビュー Vol.25 DJ松永|「学校にいる全ての時間が無駄に思えてきて、DJに全部の時間を注ぎたいと思ったんです。」

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DJ松永

新潟県出身、東京都在住。1990年8月23日生まれ。DJ、Track Maker、Turntablist。ラッパー「R指定」とのHIPHOPユニット「Creepy Nuts」、そして「TOC(ヒルクライム)」の専属DJとして活動中。日本語ラップを中心にHIPHOPでのクラブプレイを得意とし、どんな玄人をも唸らせる選曲とその驚異的なスキルを武器に全国各地のCLUBをロックしている。
・DJ松永Twitter: @djmatsunaga


トラックを作り出すと同時に制作を始めたという1stアルバム「DA FOOLISH」で一躍知名度を高め、昨年発売した日本語ラップ MIX CD「This Time Vol.2」がロングセラーを続けるDJ松永。ヒルクライムのTOCが行うソロ活動においては専属DJを務め、今年はCreepy Nuts(R指定 & DJ松永) としてもフジロックに出演し注目を集めている。そんな彼が、待望の2ndアルバム「サーカス・メロディー」を10/15にリリースする。”フレッシュかつドープ””メロウでジャジー”と形容されるセクシーなトラックに”キャッチー”さもプラスされた本作は、TOC、SKY-HI、サイプレス上野、コッペパン、R-指定、FAKE-ID a.k.a FRAME、Jambo lacqueなど豪華MC陣を迎え見事なコラボレーションを聞かせてくれる。SARUnet.comでは「サーカス・メロディー」のリリースを記念し、アルバム制作のことはもちろん、DJを始めたキッカケまでさかのぼり話を聞いた。


松永さんは生まれも育ちも新潟なんですよね?

そうですね。「DA FOOLISH」(’12)のリリースと同時に東京に引っ越して来た感じです。

松永さんがDJを始めたきっかけはなんだったんですか?

友達に(マイクロフォン)ペイジャーのアルバムと、ライムスターの「グレイゾーン」とかを貸してもらったのがキッカケです。そのあと、ライムスターの(ラジオ番組)「WANTED」をガッツリ聞くようになりました。

CDを借りたのは何歳頃の話ですか?

中2ですね。だいたい中2ですよね…分からないですけど(笑)。

だいたい中2(笑)、いい言葉ですね。そこからどっぷり?

そうですね。それまで日本の音楽は全然聞いてこなかったんですよね。

どんな音楽を聞いていたんですか?

小学生の時に「ブルース・ブラザーズ」を観てハマって、親にサントラを買ってもらって音楽を聞くようになりました。だから最初は洋楽しか聞いていなくて、そこからビートルズを聞くようになり、なぜか小学生の時に”日本語ダサい”みたいな残念なヤツの思想になってしまって。初めてカラオケで歌った曲もビートルズの「レディ・マドンナ」で、しばらく”レディ・マドンナ”って呼ばれていました(笑)。

渋いですね(笑)。

だけどHIPHOPにハマってからは、日本語の曲ばかり聴くようになりました。

HIPHOPに出会う前はどんな感じの少年だったんですか?

絵を描くのが好きで、毎日の様に家で絵を描いては(学校の)教室のドアに貼っていました。スゲー目立つ所に。誰が見るわけでもないのに、仲の良い数人が「お〜」ってなる。今思うと、クラスのほとんどの人がイタいなと思ってたんでしょうけど、当時の俺は全くそれに気付かず、毎回渾身の絵を描いて持って行ってました(笑)。

えっ、何を描いてたんですか?

ゲームのキャラクターとかですね。

めちゃくちゃ上手かったんですか?

いや、大して上手くないですね。小4ぐらいで「これ、ヤバいな俺。超絶イタい事やってたな。」と我に帰りました。

結構長いことやってたんですね。

小2〜小4までやってましたね。こんな有りもしない才能を見せつけるために、マンキンの表情で毎回ドアの外に貼っていました。ていうか何で誰も止めてくれなかったんでしょうか!陰では確実に皆ゴソゴソ言ってただろうに!先生も「貼っていいよ」と言ってはくれてましたが、内心では「滑稽なやつだな」と思っていたに違いありません。

部活とかやってなかったんですか?

小4から7年間くらいサッカーをやっていました。俺、誰よりも頑張って朝練も出て、グラウンドの整備も新入生に混ざってやっていたんですけど、中3の最後の試合はベンチにすら入れず、1年生と保護者と一緒にメガホン叩いてコートの外で応援してました。辞めてようやく気付きましたが、人って向き不向きありますね。

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実際にDJを始めたのは何歳頃ですか?

17歳です。高1で部活をやめてターンテーブルを買ったんです。ターンテーブルを買い、学校を辞め、という感じです。

ターンテーブルを買って、自分に向いてるなと感じてから学校を辞めたんじゃないんですね。

買ってすぐ辞めたんで、向いてるとかは全然。学校にいる全ての時間が無駄に思えてきて、DJに全部の時間を注ぎたいと思ったんです。それで「今すぐ辞めたい」と思って、先生や友達にも止められて実際に辞めるのにも時間かかりましたけど、なんとか説得しましたね。

高校を辞めるって結構な決断ですよね。

何にもリスクとか考えてなかったんですよね(笑)。

そこからDJ中心の生活が始まって、19歳の時にはDMC JAPAN FINALに進出して、21歳の時にビートメイカーとして初のアルバム「DA FOOLISH」をリリースしています。すごい早さで結果と形を残していますが、その頃と今とで制作における変化などありますか?※DMC…世界一のDJを決める大会)

成長段階みたいな感じで日々変わっていくんですけど。トラックを作り始めたと同時に「DA FOOLISH」の制作を始めたようなものなので、(サイプレス)上野さんの曲はトラックを作り始めて2、3曲目に出来たものだったりするんですよ。曲作りのノウハウも無かったので、作ったトラックを送ってはラップが送られて完成という1往復しかしておらず、今思うと正直作り込まれた作品ではなかったですよね。テーマも全く練れて無かったし、本当に手探り状態でした。まあ手探りにしては良くやったなって感じですが(笑)。

でも1枚目から豪華なMC陣が集まりましたよね。

トラックメイク始めたてのやつがめっちゃ豪華なアルバム作ったらどうなるんだろうと思って(笑)。貯めていた上京資金を切り崩しまくって作った自主アルバムなんです。

「DA FOOLISH」って自主だったんですか!?すごい。

そうです、全部一人でやっていました。至極当たり前な話ですが「サーカス・メロディー」はまず最初に全員と直接合ってガッツリ打ち合わせをして、テーマやトラック、構成、色々思う事などしっかり話合う時間を多く設けました。極端な言い方になりますが、客演モノって参加MCのモチベーション次第で手は抜かれ放題なんですよね。だからMC達を「手が抜けない精神状況」に先導していく必要がある訳でして。ちゃんと面と向かって、自分にどれだけの思いがあるか相手にしっかり伝えて、共感してもらった上で制作を進めました。そういうのもプロデューサーの大きな仕事というのは最近良く実感してます。まあ、人選も人間的に信用の出来る人だけ選びましたけど(笑)。

そういう舵取りも成長したということですね。

そうですね。だから俺としては「サーカス・メロディー」がファーストアルバムっていう感じです。

「サーカス・メロディー」はタイトルと内容がピッタリだなと思ったんですけど。Twitterであまり意味はないというようなことも呟いていましたが。

あまり深い意味はないですが、タイトル付けにかなりこだわりはあるので、決定するのにはもの凄く時間がかかりましたね。ジャケットデザインのイメージと一緒に考えたんですが、日本語であること、覚えやすい言葉、字面のデザイン性、言葉の世界感など、それらを加味して「サーカス・メロディー」に決めました。あと、何となく意味ありげでアルバム内容に上手くこじつけられるという点ですかね(笑)。

タイトルは最後に決めたんですか?

そうですね、最後です。

今回も非常に豪華なMC陣が揃いましたが、これだけのMCが集まると制作も大変だったんじゃないですか?

色々ノウハウも学びましたし、今回はVillage Againのお手伝いのお陰で全然大変じゃなかったです。1枚目が大変過ぎたからかもしれないですけど(笑)。何にせよ良い曲を作ることにだけ集中させてもらったので凄くありがたいですね。音楽を作っている実感の湧く制作でした。

今まで”フレッシュかつドープ”とか”メロウでジャジー”と言われていました。「サーカスメ・ロディー」は、さらに”キャッチー”な部分もありますよね。とても聞きやすいです、そこは狙って?

そこは完全にそうですね。普段自分が音楽を聴くときはライトなリスナー目線というか、感覚で聴ける様に意識してるのですが、そこの自分が満足するようなラインの曲を作ったつもりです。あとサンプリングの少しイナたい雰囲気のトラック上にキャッチーなラップや歌が乗るというバランス感が好きなんですよね。


ではそれぞれの曲について聞いていきたいと思うんですけど。

「はじまりのメロディーfeat.サイプレス上野」は、まず上野さんで泣きの曲を作ろうと思いました。上野さんはやっぱりキャリアも長く経験も豊富で言葉の重みもありますし、上野さん独特の等身大でリアルな語り口ってあると思うんです。しかも普段のファニーなキャラクターからの振り幅で、泣き曲で威力がすごいんですよね。そこで今回はフック・サビ無しで上野さんの音楽人生に触れる様な1本のストーリーにしようとかなと思ったんです。構成はフラワーカンパニーズの「エンドロール」という曲を参考にしましたね。5分近くある大作な上に言葉数が尋常じゃないので、上野さんも「これ客演の労力じゃねえよ!」って言いながら、レコーディングしてました(笑)。これが狙いだったので、してやったりです(笑)。

大変そうでしたか(笑)。

「ミスターキャッチー feat.TOC」は、Hilcrhymeからソロ活動をスタートしたTOCさんなりの”B-BOYイズム”を作ろうとしました。でもただB-BOYイズムをなぞっただけじゃつまらないし、単純なボースティングは避けたいなと思って、TOCさんのラッパーとしての一番のアイデンティティーはなんだろうと考えました。そこでひとつ浮かんだの「キャッチーさ」だったんです。Hilcrhymeでお茶の間の心まで掴んだそのキャッチーなラップは間違いなくTOCさんお大きな武器ですよね。しかもTOCさんをわかりやすい形式的なHIPHOPの型にハメたくなかったので、「キャッチーさ」を誇る”B-BOYイズム”は間違いなくTOCさんにとってリアルですし、他の誰も書いてないオリジナルなテーマだと思いました。その結果今ではTOCさんのライブでは欠かせない一曲になってます。


内容もそうですけど、中盤のTOCさんのスキルフルなラップも際立ちますね。

完全にTOCさん仕様です。「喜ぶだろうな〜」と、TOCさんの喜ぶ顔を想像しながらスネアロールとハイハットを入れました(笑)。

「すれ違い狂想曲」は、リリックの構成もとても面白いですね。

最初は「アレ」というワードを多用して二人とも同じことについて話してると思いきや、曲が進むにつれ徐々に内容が具体的になってゆき、最後に「お前その話してたんかい!」と、お互い風俗とギャンブルで別々の話をしてたと気付く曲です。あれはアンジャッシュの「すれ違いコント」を参考にして作った曲なんですよ。最後の3バース目で、風俗用語とパチンコ用語を重ねて掛け合うところは二人ともさすがだなと思いました。あれにすぐ気付く人は中々いないんですが、気付いた人は驚きますね。

すごいですよね(笑)。これは松永さんがトピックを決めたんですか?

超絶スキルなのに内容はスーパーくだらない”究極のスキルの無駄使い”な曲を作りたいと思っていました。結果かなり高度な曲になりましたが(笑)、具体的なテーマは色々話し合ったんですが、最終的に二人に任せて、この形になりました。R-指定は風俗好きで、KOPERUもあの顔でパチンコ好きっていう。

リリックをみた時、ビックリしたんじゃないですか?

二人が書いてる時も一緒に居たんですよ。奈良に仲間のスタジオがあるんですけど、イベント終わりに皆でそこに行って作りましたね。翌日もイベントだったので二人は無眠状態でずーっと作ってました。俺はそこそこ寝てましたが(笑)。「くだらないこと言ってるな〜」って横で見てたんですけど、結果めっちゃ良い曲になりました。

「知らなくていい feat.SKY-HI」はMVも公開されましたが、セクシーというか、艶っぽいというか。

とりあえず日高さん(SKY-HI)とエロい曲を作りたかったんですよね。

日高さんじゃないと成立しないんじゃないかっていう曲ですよね。

日高さんって完全に超色男じゃないですか、誰がどう考えても。最近エロ曲はたくさんあるけど、本当に説得力のあるガチな色男目線の曲は少ない気がしていて。しかも日高さんのキャラと世界観ならエグくなり過ぎない艶っぽいエロさになるかと思ったんです。その結果、上品かつエロい自分の中で理想的な塩梅になりました。途中でトラックで変わる所とかもバッチリ乗りこなしてもらいましたね。トラックの出来も含め、自分の中でもかなりの自信曲です。

なるほど。

「トレンチコートマフィア」は、アルバムの中でも一番最後に作るのが決まった曲で、一発ゴリッとした曲が欲しいなと思ってR-指定に渡したトラックなんです。これは書き直しやらで録音が難航しまして、録るのに二日もかかってしまいました。ですが最終的にはかなり満足の出来になりましたね。バースもキレてますし、盛り上がるサビも作れて、尚かつスクラッチも入る、これも今ではライブに欠かせない1曲です。テーマである「トレンチコートマフィア」はR-指定が以前からストックしていたモノで。

コロンバインの乱射事件ですよね。

そうです。あいつ割と普段からあーいう不満はよく言ってて。だから「あんなカーストの中じゃ」とか「美化されまくったヤンキー漫画じゃ描かれなかった」のくだりとかは、前からよく聞いてましたね(笑)。

「So Fresh feat,FAKE-ID a.k.a FRAME」についてはどうですか?

あの曲に関してだけ、テーマは丸投げなんですよね、それは俺がそうした方がいいと思ったからなんですけど。トラックを投げーの、プリプロをあげてもらってからの詰め作業に時間を費やしましたね。構成を練り直したり、フックも作り直してもらったり、色々ディスカッションを重ねました。途中で俺が構成を複雑にし過ぎて曲のグルーブ感を殺してしまった時にFARAME君に直してもらったりとかもありました。これはアルバムの中で一番最初に完成した曲なので、思い出深いですね。

では最後の曲、「あいにゆく feat.Jambo lacquer」について。

この曲はラブソングですね。ただラブソングって言っても直接表現の少ない、よく聞いたらラブソングかもっていうくらいの塩梅の曲を作りたかったんです。LIBROの「軌跡」っていう曲がすごい好きなんですが、それをJamboさんに聴いてもらいながらイメージを伝えました。まあ「軌跡」は結構直接的な表現も使ってるんですが、言葉選びも世界観も知的なので、いやらしさや言葉の安っぽさが無いんですよね。あと、今回の曲は恋愛というより、もはや家族愛に近いかなと思ってます。

Jambo lacquer節がとても気持ちいいですよね。

すごい暖かい世界観ですよね。言葉が優しい。「シガラミにPEACE OUT」っていうラインのように、ネガティブな事を前向きな言葉で包み込んでしまう表現が素敵です。あとたまに入ってくる「Give me da MIC」や「Rapman」などのぶっきらぼうな英語もJamboさんの暖かい世界観を演出してる気がします。

曲ごとの解説を聞くとますます発見があるというか、改めて良いアルバムだなと思いますが。松永さん自身、「サーカス・メロディー」が完成して率直な感想はいかがですか。

「DA FOOLISH」の時は、なにが良くてなにが悪いか分からない状態でがむしゃらに作っていたので、今になってやっと納得のいく作品が出来たなという感じです。

今はCreepy NutsにTOCさんの専属DJ、トラックメーカーにDJと忙しいんじゃないですか?

全然そんなことないです。やることはいっぱいありますけど、もっとこれから忙しくしたいです。

DJを始めた時に今の状況は想像出来ていましたか?

いやー全然想像出来てないですし、これからの事も想像できないですね(笑)。

二人から影響を受けていることなどありますか?

音楽的にも、人間的にも学ぶことは多いですね。俺は二人と組むまでクルー等には属さず、ずっと一人での活動を続けていたんですが、仲間の大切さを一番教えてもらってる様な気がします。二人のお陰でかなり成長出来てると思いますね。TOCさんは10個くらい離れてるし、R-指定は俺の一個下なんですけど、二人とも同い年のような感覚で接せられますね。R-指定なんかは完全に俺のことを見下してる節もありますし(笑)。

でもR-指定さんのインタビューを読むと「DJ松永さん」って呼んでますよね?

一応さん付けなんですけど、そんなもの只の「てい」ですよね。扱いは俺の方が後輩なんじゃねえかっていう時も多々。「松永さん」か「お前」ですね。あいつの本心は「お前」だと思います(笑)。

話は変わるんですけど。松永さん、冬もハーフパンツにサンダルというのは本当ですか?

そうです。雨が降ろうが、雪が降ろうが、天候は関係ないです。

今日もけっこう寒いですけど、なにか理由があるんですか?(取材日は10月上旬)

よくクラブとか色んな場面で聞かれるんですけど、未だに良い答えが出来なくて変な空気になるのが通例なんですよね。こんな突っ込み所を用意しといて理不尽ですよね。とんだ罠仕掛けてしまってすみません(笑)。しっくり来る回答随時募集中!

リリース情報

DJ松永『サーカス・メロディー』
2014. 10. 15 on sale!!!
Village Again ¥1,944

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1. はじまりのメロディー feat. サイプレス上野
2. ミスターキャッチー feat. TOC
3. すれ違い狂想曲 feat. コッペパン
4. 知らなくていい feat. SKY-HI
5. トレンチコートマフィア feat. R-指定
6. So Fresh feat. FAKE-ID a.k.a FRAME
7. あいにゆく feat. Jambo lacquer

インタビュー:トグチタカシ
写真:Masaoki Fujisawa



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CHUS ANTON

スペイン生まれのフォトグラファー”CHUS ANTON(チュス・アントン)”。スペインのファッション誌『Vanidad』編集長に見出され、ファッションページの撮影を中心にキャリアを積み、現在はフランス・パリをベースに、ヨーロッパ、日本、アメリカで活躍するアップカミングなフォトグラファーのひとりだ。ポップだがどこか哀愁のある作品は、エモーショナルでゆっくり流れる音楽をBGMに、続きが気になる映画を見ているような感覚にとらわれる。

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