HOME > インタビュー Vol.23 関根隆文(meagratiaデザイナー)|「それこそ好きな人に告白するから今日はmeagratiaを着て行こうとかだったら、最高ですよね」

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関根隆文(meagratiaデザイナー

1982年 茨城県出身/東京モード学園卒
在学中よりインターンをし、下積み時代を経て2008年、株式会社IZREEL入社。ミラノでの展示会や、東京コレクションを経験。4年間、アシスタントを努める。その中で、本来自分の創りたいスタイルを確立。2011年7月 meagratia 設立。
・meagratia officialsaite: http://www.meagratia.com/index.html


「夜行バスで富山から東京に着いて、そのまま来ました。この中に秋冬の服が全部入ってるんですよ(笑)。」と、待ち合わせ場所に大きなキャリーケースを引いて現れた関根氏。今年で設立から丸3年を迎える注目のドメスティックブランドmeagratia(メアグラーティア)のデザイナーだ。人と人との繋がりを大事にする彼が作る服にはどこか優しが感じられ、この服が自分のワードローブに入ったら…なんて想像を自然としてしまう。SARUnet.comでは彼の洋服との出会いからブランド設立に至るまで話を聞き、人柄が伝わってくる言葉を通じて"meagratia"の魅力にも迫った。




関根さんは学生時代、どんなブランドが好きでしたか?

お洒落するのは好きだったけど、ブランドについてはあまり知らなくて。当時付き合っていた彼女がMILKが好きだったんですけど、そこからMILKBOYを知り、着るようになったのが高校1年生くらいですね。それまでも街中のセレクトショップでSTUSSYとAIR MAXが一緒に置いてあって買ったりしていましたけど、ブランドに興味を持ち出したのはMILKBOYからです。その頃はMILKBOYがストリートというよりパンク寄りだったので、パンクファッションにGeorge Coxで、ツンツンのヘアースタイルにしていて。そうなるとヴィヴィアンがルーツとして出てくるんですけど、高くて買えなかったので似たようなブランドを買ったり、東京に来てからはヒス(HYSTERIC GLAMOUR)を着てました。とにかく目立ちたがりだったんですよ、洋服で。派手な格好で金髪にして、学校でも怒られて川に頭突っ込まれたりしてました、今なら大問題になりそうですけど(笑)。

なかなかハードな話ですね(笑)。

地元の中学にサッカー部がなくて、中学受験して入った学校で、エスカレーターで高校に上がったんですけど。

そんなにサッカー好きなんですか?

いや、スポーツがしたくて。でも野球部に入ると坊主にしなきゃいけないじゃないですか、それは嫌だなと思って。

髪型へのこだわりが強かったんですね。

こだわりはなかったですけど、坊主は嫌だったんです、とにかく(笑)。これは受験しかないなと、サッカー部のある学校が頭の良いとこばかりで、受けたらたまたま受かって。ボクはそこの下の下、クズでした(笑)。中学を卒業したら一人暮らしをしたくて、わざわざ遠くの県立高校を受験したんですよ、しかも格下の。だけど全然勉強してなかったので落ちて、落ちた学校より頭の良い学校にエスカレーターで上がれました。

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高校でもサッカーしてたんですか?

飽き性なので、やってなかったです。洋服の道を目指そうって決めたのが高校1年生の時で、その時から自分のブランドをやりたいと考えていたので、じゃあもう勉強しなくていいやって(笑)。服を買う為に学校さぼってバイトしたりしてました。

それで服飾学校への進学と同時に上京したわけですね。

そうです。(入学した)モード学園も、当時読んでいたsmartに広告が出ていて、テレビCMもやっていたので「きっとここが一番だ!」と思って、何も調べずに入学して。その後に文化(文化服装学院)とか、他の学校の存在を知ったんですけど(笑)。バイトして遊んで、それでも高校の時に比べたら真面目に勉強してましたね。

服飾の学校を卒業してからは順調に?

最初に入った会社が、スタートから半年間給料0円だったんですよ。

0円!?服飾学校を卒業した人は、みんなそういう過酷な道のりを歩むんですか?

いや、学校にもちゃんと求人は来るんですよ。でも学校って、大手の求人が多いんです。当時の僕は大手の企画って、それしか出来ないで終わるんだろうなっていう強い先入観があって。本当は全然そんな事ないんですけどね。独立するノウハウも学べないだろうと勝手に思っていたから、大手ではないところに行こうと考えていました。それでBEAMSに行って、洋服に付いてる洗濯表示の電話番号をメモして。「入りたいんですけど・・・」って電話して(笑)。

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もうインターネットありましたよね(笑)?

ありましたね(笑)。中規模、小規模の会社って、即戦力しか採らないと思うんですよ。僕の入社した会社もそうで、「お前給料やらないよ。教えてあげるんだから。」みたいな感じで。最初はインターンでしたね。最終的にそこで3年働いたんですけど。スタートから半年間は給料0円で、そこから月5万円もらえるようになって、仕事を覚えてからは上げてもらえたんですけど。その頃は仕事が嫌で、吐き気で目覚めるみたいな生活で、辛かったですね。19時に仕事が終わって、20時から中華料理屋でバイトして、深夜に帰宅して3〜4時間寝る生活だったんで。今思うと良い経験でした。そこの会社の社長とは今でも仲良くさせていただいていますし、凄く感謝してます。

その後はIZREELを経て独立し、meagratiaを立ち上げています。この頃になるともう順調に?

今は20店舗程やらせて頂いてますけど、独立した時は卸先なんて1店舗も知らなかったですし、最初は5型からスタートしてるので、見てもらえても「えっ?これしかないの??」みたいな感じでした(笑)。実は最初の展示会は友達の家だったんですよ。

その家は展示施設も兼ねているんですか?

いや、たまにそこでカレーパーティーを開催しているような(笑)。そこに5型持ち込んで、当然卸先なんて来ないので、知り合いを呼びまくって。ケータリングの予算もないので、その友達が料理とか作ってくれて、すごく手作りな展示会からスタートしました。料理はすごく美味しかったですよ(笑)。

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関根さんは、とても出張をしている印象が強いんですが。

ボクは、人と人との繋がりが大事だと思ってるので。直接オーナーさんと話したり、お店に行ったりしている方が自分には合っているんです、それに思い付いたらすぐに動いちゃうタイプなので。今でこそ展示会に人が来てくれますけど、最初はなかなか来てくれなくて。来てくれないなら、自分で持って行けばいいや!と思って(笑)。

なるほど。ブランド名の「meagratia」ですが、「感謝=gratia」という言葉がキーワードとしてあげられると思います。

ブランド名はたくさん書き出して考えたんですけど、どれもパッとしなくて。そこで今の自分があるのは…と考えた時に、親や、お世話になった会社の人、これまで関わってくれた人が浮かんで、そこで「感謝」というキーワードが出て来てmeagratiaにしました。

こういうコンセプトって、服からかけ離れた言葉になってしまったり、いまいちリンクしないことがあるんですけど、meagratiaはしっくり来るというか。人の内面に関する部分をコンセプトにしているのが面白いなと思います。

人間の内面を出したいなと思っていて。ボクは学生時代に、ギャルソンの20万円するコートを5,ooo円のリボ払いで買ったりしてたんですけど(笑)。でも服って、着るとテンションあがるじゃないですか。meagratiaを買ってくれた人が、その日1日だけでもやる気になってくれたら。それこそ好きな人に告白するから今日はmeagratiaを着て行こうとかだったら、最高ですよね。

服を作る上で意識していることは?

考えられた服が好きです。メンズの洋服って歴史だと思うんです、一つ一つのディテールに意味がある。例えばジャケットのベンツは、イギリスの人が馬に乗りやすいように作られていたり、ジャケットのフラワーホールは花を挿すためにあったりするんですけど。そういうディテールの意味を分かってて崩してるのと、分からないで崩してるのでは違ってくるので、そういうのを考えて作ってるブランドが好きなんです。あるものとあるものをただ組み合わせたような服は作りたくないので、僕もそういうところを意識していますね。

服作りをやめたいと思ったことはありますか?

やめたいと思ったことないですね、他にやりたいこともないし、出来るとも思ってないし。ボクにはこれしかないと思ってるんで、服を作ってなかったら絶対ニートでしたよ(笑)。言ってしまえば究極の我がままなので、苦しいことも含めて楽しまないとやってる意味がないですよね。

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(2014 meagratia Autumn & Winter Lookbookより)

今って情報があるから考え過ぎて、結局始める前から諦めたりすることもあると思いますけど、関根さんの話を聞いていると、関係ないな〜と勇気をもらえますね。

考えるのが苦手というか、すぐ行動にうつしてしまうんです。これは書くか書かないかはお任せしますけど、ブランドを立ち上げた時にルックブックを撮ったんですよ。5型しかないけど、5型だからこそ必要だなと思って。お金もないので、写真が趣味の人に撮ってもらおうと紹介してもらったんですけど。その方が「ブランドの立ち上げは大事なものだから」って、コレクションも撮っているプロのカメラマンさんを紹介してくれたんですよ。正直その時は、ぼくがもっと力を付けてからお願いしますって断ろうと思ったんですけど。「そういう事情ならお金はいらないですよ」って言ってくれて。そこからアートディレクターの方、ヘアメイクの方を紹介してくれて、全員お金はいらないって言ってくれて、チームが出来て。

すごい。

スタイリングは自分でやろうと考えていたんですけど。撮影の3日前に、ラフォーレ前で昔から知っているスタイリストの友人と再会して。彼は、ボクが最初に働いてた会社が入ってたビルの1階で、当時アルバイトをしていた繋がりで。今では有名なタレントさんのスタイリングを担当したりしています。その時に、ブランドを立ち上げる話から、ルックブックの話までしたんです。そしたらカメラマンさんとも知り合いで、「お金いらないんで、スタイリングやらせて下さいよ」って言ってくれて。最初のルックブックは印刷代だけで完成して。今ではちゃんとお仕事としてお願いしているんですけど、その人達に少しでも恩返ししたいなという想いも、ブランドを続けている理由ですね。

最初からmeagratiaのコンセプトでもある「感謝」や「繋がり」が形になるって、この時代になかなかすごいことですよね。それは関根さんの人柄もあると思いますけど。

本当に有り難いことだな〜と思います。良くも悪くも取れますけど、思ったことは言った方がいいですよね。嫌だなと思いながら進んでしまうことってあると思いますけど、それが言い合える関係なので有り難いです。

多忙な日々だと思うんですけど、起きてから寝るまで仕事な生活ですよね?

そうですね。今年は休まず仕事して、来年は週1日は絶対に休もうと思ってますよ。

一応普通が週2日なんですけどね(笑)。



インタビュー&写真:トグチタカシ

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チャンソン(2PM)×大野いと

「純恋三部作」累計70万部のベストセラー、 新堂冬樹原作の純愛小説「忘れ雪」が待望の実写映画化。日本映画初出演にして主演を務めるのは、韓国出身のダンス&ボーカルグループ2PMのメンバーとしても日本で大人気のチャンソン。さらに、ドラマに映画に大活躍の大野いとがヒロインを演じるとあって注目を集めている本作。物語の中で、愛しているのにすれ違うテオと深雪を演じたお二人に、お互いの印象や、それぞれが演じた役へのアプローチについて聞いた。



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植木豪(PaniCrew)×千葉涼平(w-inds.)

日本ダンスシーンに多大な影響を与えるボーカルダンスユニット・PaniCrewのフロントマンであり、日本人初のブレイクダンス世界チャンピオンでもある植木豪が初演出を務める舞台『WASABEATS』。主演には、アジア全域で絶大な人気を誇るw-inds.の千葉涼平を向かえるとあって話題となっている本作。共演にはヘッドスピンのギネス記録保持者であり、“LMFAO”のワールドツアーに“Quest Crew”として参加している大野愛地。ブレイクダンサーとして数々の世界大会で優勝を果たしている内海貴司など、国内外で活躍するダンサー達が魅せる最高峰のスーパーダンスショーとなっている。




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BASI

「韻シスト」のメンバーとして数々のライブ、音源を発表してきたBASIが2011年自身のレーベル「BASIC MUSIC」を設立。「RAP AMAZING」「VOICERATION」の2枚のアルバムに「スタンダード」のアナログ盤をリリース。2013年3月には「あなたには」(Track by EVISBEATS)をi-TUNESにて突如リリースし話題となった。韻シスト5th AL「HIP STORY」に続き、自身の3枚目となるソロアルバム「RAP U」をリリース!



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KILLERS Roppongi Session

サンダンス映画祭へ正式出品決定したことでも注目を集める劇毒エンタテインメント作品『KILLERS/キラーズ』。監督を務めたモー・ブラザーズの2人が来日し、北村一輝と高梨臨らと共に登壇したこの記者会見は”KILLERS Roppongi Session”と銘打って開催され、Ustreamにて配信され同時通訳でインドネシアでもライブ配信された。

このイベントの見所の一つはフッテージ映像。記者陣も目の前に4名が居ることを忘れるくらいに見入ってしまい、自然と足のつま先がクイッと上がるほど衝撃的な世界感が解禁となった。一見してバイオレンスな要素が強く、主演の北村も「感情移入出来なかった」と語った程だが、アジアの映画人がタッグを組み製作したこの映画は人を惹付けるエネルギーに溢れている。SARUnet.comでは4人の『KILLERS』への熱い想いを余す事なくREPORT!


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土屋太鳳

若手実力派女優として大注目の土屋太鳳。大学1年生とは思えないほどクールで大人っぽい雰囲気…かと思いきや、とても自然体。初主演となる映画『アルカナ』は、本体(人間)と分身が共存する世界で、分身が本体の心臓を奪い取ろうとするサイコ・スリラー作品。今作では本体(さつき)と分身(マキ)の一人二役を演じる土屋さん。作品の魅力について聞いていくうちに、等身大の可愛らしい一面と、仕事に対する熱い一面を垣間見ることが出来た。



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小宮山友祐(フットサルプレーヤー)

Fリーグ・バルドラール浦安所属。2004年・2008年・2012年フットサルW杯出場。

昨年、三浦知良選手も加入したフットサル日本代表は、W杯で初めて決勝トーナメント出場を果たしメディアを賑わせた。その代表メンバーでキャプテンを務めていたのが小宮山友祐である。2007年にスタートした"Fリーグ(日本フットサルリーグ)"に加盟し、千葉県浦安市をホームタウンとする"バルドラール浦安"で活躍するフットサルプレーヤーだ。大学卒業後は4年間に渡り高校で日本史を教え、2004年から日本代表としても世界を相手に戦ってきた。そんな小宮山のフットサルとの出会いから教員時代の話し、6/15に開幕したFリーグ、日本代表への想いまで。インタビューではフットサルへの情熱と、熱い人柄が伝わって来る言葉を聞くことが出来た。


CHUS ANTON

スペイン生まれのフォトグラファー”CHUS ANTON(チュス・アントン)”。スペインのファッション誌『Vanidad』編集長に見出され、ファッションページの撮影を中心にキャリアを積み、現在はフランス・パリをベースに、ヨーロッパ、日本、アメリカで活躍するアップカミングなフォトグラファーのひとりだ。ポップだがどこか哀愁のある作品は、エモーショナルでゆっくり流れる音楽をBGMに、続きが気になる映画を見ているような感覚にとらわれる。

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HEAD GOONIE

HEADGOONIEのデザイナーであり、作家・漫画家としても活躍中の大八木未来。4年ぶり5冊目となる著書『INDIES T-SHIRTS BRAND GUIDE BOOK-インディーズTシャツブランドの作り方 完全ガイド-』の発売にあたりSARUnet.comでインタビューを敢行。時代と逆行すると言っても過言ではない「手作り」「国内生産」に徹底的にこだわる服作りへの真摯なスタンス、そしてブランド設立から10年以上をかけて積み上げてきた知識や経験を詰め込んだ著書に対する思いや裏テーマが伝わってくる内容になっているので是非読んで欲しいのだが、今回は特別にHEADGOONIEのアトリエにて大八木未来がTシャツにプリントする行程も取材させてもらった。HEADGOONIEというブランドを語る上で外すことは出来ないTシャツというアイテム、そして一度着たことがある人なら分かる温もりと中毒性。無地のTシャツにHEADGOONIEの魔力が宿る瞬間を確認して欲しい。

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