HOME > インタビュー1:水江未来(アニメーション作家)へインタビュー! |SARUnet.com


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水江未来(アニメーション作家)

1981年生まれ。多摩美術大学大学院グラフィックデザイン学科でアニメーションを学ぶ。「細胞」や「幾何学図形」をモチーフにした抽象アニメーション作品を多数制作し、主に国際映画祭を舞台に活動をしている。世界4大アニメーション映画祭(アヌシー・オタワ・広島・ザグレブ)すべてにノミネート経験があり、アニマドリード2009(スペイン)では、『DEVOUR DINNER』が準グランプリを受賞。また、第68回ヴェネチア映画祭オリゾンティ部門(2011)に『MODERN No.2』がノミネートされる。SICAF2010(韓国)の国際選考委員を務め、国内では第17回・学生CGコンテストの審査員を務める。『CALF』の設立・運営メンバーで、同レーベルから作品集DVDを発売。また、短編アニメーションの祭典『TOKYO ANIMA!』の実行委員も務める。依頼作品では、松本亨(Psysalia Psysalis Psyche)のミュージックビデオ『AND AND』や、NHK・Eテレ『シャキーン!』番組内の歌コーナー「ホンマツテントウ虫」を制作。山田悠介『ブレーキ』の表紙、小説すばるにて平山夢明の扉絵を担当するなど、イラストレーターとしても活動。日本アニメーション協会・理事。ASIFA日本支部・会員。

WONDER: http://wonder.calf.jp
WONDER特設サイト内のキックスターター日本語解説ページ:http://wonder.calf.jp/kickstarter
キックスターターページ:http://www.kickstarter.com/projects/407135437/wonder-365-days-animation-project
twitter: https://twitter.com/MIRAI_MIZUE

English translation is here.Click!▶

世界中より注目を集める抽象アニメーション作家の水江未来。様々な色・形の「細胞」や「立方体」が音楽とシンクロして縦横無尽に動き回る。一度見出したら最後、今までに使われなかった体内の細胞が動き出しそうな刺激に溢れている。2012年4/1より、1年間毎日1秒のアニメーションを発表する「WONDER 365 ANIMATION PROJECT」を続けてきたが、先日3/31で遂に終わりを迎えた。

1日24枚、1週間168枚、1ヶ月720枚、1年間8760枚・・・

これがこのプロジェクトで水江未来が作画した枚数である。しかも全て手書き!何故このような過酷なプロジェクトをスタートしたのか?を聞いていくうちに、水江未来の頭の中、抽象アニメーションの魅力に触れることが出来た。

「WONDER 365 ANIMATION PROJECT」をスタートした経緯は何だったんですか?

映画ってフィルムにすると1秒間24フレームで出来てるんですよ。僕は1秒間に必要な24枚の絵を描いてるんですけど、24枚全部で繰り返しを使わずに1枚1枚描いて、それが繋がってアニメーションになったら面白いだろうなと思っていて。世の中のアニメーションは、ずっとキャラクターが動いてるわけではなくて、ピタッと止まったり、口だけ動いたり、全く同じシーンが出て来たりとか、同じ絵を繰り返して使うっていうのは当たり前の表現なんですよね。1フレーム1フレーム違う絵を繋げてアニメーションにするのを自分は見たことがなかったので、どういう風になるのか興味があってチャレンジしたいと思ってたんです。

なるほど。

でも闇雲に始めても頓挫しちゃうだろうなと思って。だったら1年間毎日1秒で365秒=6分5秒なので、作品としてはちょうどいいボリューム。毎日1秒アップして行きます!って、そういうルールを作って世間に提示してやれば逃げれない状況になるので、達成出来るだろうと思って始めました。

MIRAI MIZUE × PASCALS【WONDER -Trailer -】 from MIRAI_MIZUE on Vimeo.



ストイックですね。

それいい言葉ですけど、周りにはMだって言われます(笑)。

確かに(笑)。もう少しで終わりですが心境はいかがですか?(取材日は3/29)

毎日アップしなきゃいけないプレッシャーから開放されるので、凄く自由です(笑)。でも今は編集とか、製作資金的に足りてない部分をクラウドファンディングで、キックスターターを使って集めていく準備をしていたり。どこの劇場で公開するか、どういうイベントを仕掛けるかを考えている段階なので、ワクワクしてますね。まだ確定はしてないんですけど、七月の半ばくらいに公開したいなと思ってます。

作品完成後、配給会社がやることまで考えているんですか?

CALFっていうインディーズの会社があるんですけど、そこで今回の作品を作っていて、配給もやっていきます。僕がやっているようなインディペンデントアニメーション、短編アニメーションっていうのは、スタジオジブリのようなとことは違って、劇場公開するのも大変なんです。5分の映画を見に外に出ることって中々無いと思うので。だから他にも色んな作品を集めてプログラムを企画して上映するとか、自分達でアイデアを出してやってかなきゃいけないっていう現状が短編アニメーションにはあって。最近は映画館のレイトショーとか、色々イベントを仕掛けられるような時代になってきていますね。

1年もあると色んなことがあると思うんですよ。その時の自分の流行りだったり、私生活の喜怒哀楽とか、そういうことは作品に影響しませんでしたか?

ロンドンオリンピックがあったので、今まで主要な競技しか見てなかったんですけど、今回オリンピックとちゃんと向き合おうと思って見てたんですよ。

それは何か理由があったんですか?

自分がちゃんとオリンピックを知らないなと思ったのがきっかけで。朝方まで起きて、開幕式からほとんど全部見て。見ながら作画をしてたんですけど、体操の動きとか結構参考になって。体操競技って、床、鉄棒、鞍馬とか同時進行じゃないですか?それを天井のカメラで俯瞰して全体が映ったりする時があるんですよ。すると小さい選手達がそれぞれ違う動きをしていて面白くて。あと散歩してても動きのユニークさに惹かれるとこがあって、そういうのを自分の今やってるパートに入れたりとかはあります。喜怒哀楽の感情は影響なかったですね。

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INTERVIEW VOL.34
三月のパンタシア

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